2月25日公開されるファン待望の「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」。主人公・古代進役を演じた小野大輔さんと、シリーズ構成を担当した福井晴敏さんとが、ヤマトがいま再び旅立つ意味を語った対談で、神谷浩史さんとの関係に触れた。
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──「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」では、「宇宙戦艦ヤマト2199」で戦ったガミラス帝国の地球駐在武官として、オリジナル版「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」には存在しなかった、新キャラクターのクラウス・キーマンが登場します。
福井晴敏(以下:福井):キーマンを演じるのは神谷浩史さんですが、小野さんは他の作品でも神谷さんとはよくご一緒してますよね。
小野大輔(以下:小野):いろんなお仕事でご一緒させていただいてます。
福井:今回の古代とキーマンのような関係性というのは、今までお二人が演じた役ではありました?
小野:まだ、敵か味方かわからない。今の時点での関係性は、これまでなかったと思います。2人は決してなれ合わずに、ピリピリとした関係性を保つという。
福井:「おそ松さん」とは全然違う?
小野:違いますね(笑)。神谷さんに聞かれたんですよ、「ヤマト、どうなの?」って。神谷さんのキーマンは、第一章の二話からの登場じゃないですか。「一話はどうだった?」って、めっちゃ聞かれました。
福井:気にしてもらってたんですね。