休業中も折に触れてCDなどが発売され、コアなファンを中心に2千~3千人の購買層があるという。
「さらにここへきて、グラビア効果もあり、昔のファンが戻ってきてくれています」
日本コロムビアの担当者はブーム再燃を分析する。
それにしても、バストはともかく、おなかも相当“ふくよか”。口元から覗く八重歯といい、これが当時のアイドルなのか。記者(30)には、むしろ新鮮に映る。
「作り込んだアイドル全盛期の今、素顔が見える一昔前のアイドル回帰の動きもあるように感じます」(マガジンハウス担当者)
現在53歳で、2人の子どもがいるという河合。再フィーバーをどう捉えているのだろうか?
「本人からのコメントは特になくて……」
関係者は口をそろえる。「会いに行ける」ならぬ「会いたくても絶対会えないアイドル」。この響きも、オジサンたちの甘酸っぱい気持ちを呼び起こすのかも。
※週刊朝日 2016年9月9日号