体操男子個人総合で8月11日(日本時間、以下同)、内村航平が金メダルを獲得。日本人では44年ぶりとなる五輪連覇を成し遂げた。
最終盤までウクライナのベルニャエフにリードを許す苦しい展開。だが、最終種目の鉄棒で着地までほぼ完璧に技を決め、約0.9ポイント差を覆して逆転勝利を収めた。「もう何も出ないところまで出し切った。うれしいより幸せです」と内村。鉄棒の演技中にぎっくり腰になったというが、痛みにも負けなかった。9日には悲願だった団体での金メダルも獲得。自身3度目の五輪は最高の結果となった。
試合では無敵の内村だが、実は五輪前に“懸念要素”が報じられていた。嫁姑の問題だ。
内村は2012年、日体大体操部の1学年後輩だった千穂さんと結婚。2人の子どもをもうけている。
一方、母の周子さんは体操指導者として幼少期の内村に様々な“英才教育”をほどこしメダリストの素地をつくった存在。ただ、息子への愛情が強すぎてなかなか子離れができず、内村本人や千穂さんから距離を置かれているというのだ。