「夢はメジャーリーグで投げることです!」
爽やかな笑顔で記者にそう語ったのは“神スイング”として熱視線を集めるグラドル稲村亜美(20)。
トヨタのウェブCMで素人とは思えない美しいバッティングフォームを見せると、ネット上には「あのスイングは神」と瞬く間に“神スイング”というフレーズがあふれた。
彼女は今、プロ野球の始球式に引っ張りだこ。球場のおじさん人気も急上昇中だ。4月24日のプロ野球始球式では、173センチの長身から豪快なフォームで、“自己最速”103キロのストライク投球。一般的な女子としては驚異の球速だ。
「昔はもっと球速出てたんですよ。110キロ以上出てた自信はあります。『昔はもっと球速かったのに』ってよく友達に言われます」
2人の兄の影響もあり、小学1年で野球を始め、3年生からピッチャー。6年生のときには、男子を押しのけ、エースでキャプテンだったという。中学では硬式野球に打ち込んだ根っからの野球少女だが、高校では一転、帰宅部だった。
「私はうまくなかったので、野球を続けてもなあと思って。放課後は毎日マックに行ってました(笑)」