出てきたワインを見て驚いた?(※イメージ)
出てきたワインを見て驚いた?(※イメージ)
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 話題の「ちょい飲み」市場に、スターバックスが乗り出した。3月30日から、東京・丸の内の「丸の内新東京ビル店」でスタートした、「スターバックス イブニング」。ワインなどアルコール飲料やスイーツを提供する。米国、英国を皮切りに、日本は世界3カ国目の展開で、メニューは日本独自に開発されたものだという。

「大人の女性がターゲット。帰宅途中などに一息つけるような、くつろぎの場づくりを目指したい」(スターバックス コーヒー ジャパン)

 果たして「お酒が飲めるスタバ」とはどのようなものなのか。オープン2日目に店を訪ねてみた。

 立地上、ビジネスマンが多いが、買い物途中のマダムもちらほらいる。内装など、雰囲気は従来のスタバと変わらない。列に並んでいると、従業員に「お決まりですか?」と聞かれた。メニューによると、看板商品はワインとタルトのセット(1200円~)らしい。注文すると、「お席はキープされていますか?」という。酒を注文する客には、注文前に席を取るよう促しているようだ。なるほど、アルコール類は持ち出し禁止、店内で立ち飲みさせるわけにもいかないという判断だろう。

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