芸能界に入り、10周年の節目を迎える向井理。
「20代は、右も左も全くわからなかったけど、だんだん地に足が着いてきて。ようやくやりたいこと、できることがわかりそうな気がしますね」
昨年4月までの約1年間、雑誌「AERA」で、同世代で活躍する各界のトップランナーと対談する連載のホスト役を務めた。作家の森見登美彦さんや、アーティストのスプツニ子!さんらと会い、刺激を受けた。
「日本を引っ張っていく人たちと話し、勇気づけられたし、自分も負けてらんないな、と」
映画や舞台、ドラマの撮影で、休みは月に1回程度。趣味のサッカーも1年以上していない。
「常に追われている状況で。ここ何年かは気を抜ける休みはなかったんじゃないかな」
昨年末には、女優の国仲涼子さんと電撃結婚し、話題に。今後描く未来について、「こういう人になりたいっていう目標はないんですけど、自分なりにプラスアルファをできる人になっていきたいですね」。淡々と、しかし、芯の強さを感じさせる眼差しで語った。
※週刊朝日 2015年1月30日号