佳子さまが8月末日付で学習院大学文学部を退学――。宮内庁がそう9月11日に発表すると、ネット上には即座に佳子さまを心配するスレッドが立ち、
「何があったの?」
「単位が足りないのかな」
「いじめかな。人間関係でトラブったのかな?」
等々、驚きとともに、心配する声が相次いだ。学習院のキャンパス内も同じだったようで、同大3年の男子学生(22)は、
「かわいいから、みんな残念がっている。真偽の定かでない、いろんな噂が飛び交ってます」
多くの皇族と同じように、ずっと学習院で学んできた佳子さま。幼いころから愛くるしいルックスで注目を集め、フィギュアスケートの大会に出場したり、高校時代に有志のダンスチーム「KYS(キス)」のセンターポジションを務めたり、メディアへの露出の方向も、なんとも華やかだ。
昨春、同大学に進学後は、ポニーテールの髪を揺らし、ハイヒールを履き、ショートパンツと首回りの大きく開いたニット姿といった、いわゆる「イマドキ女子大生スタイル」でキャンパス内を歩く姿がよく目撃されていた。大学での佳子さまの様子を知る女子大生(22)が話す。
「活発な性格。いつも男の子も含めた数人と一緒にいる。誰とでも仲良くしているイメージです」
人気者だけにいじめなど、人間関係のトラブルは考えにくく、一見、大学生活を謳歌していたようにも感じられる。だが、同大関係者によると、佳子さまは高校3年の時、複数の他大学のAO入試を受験したものの希望がかなわず、同大に内部進学していたというのだ。
そのため、大学生活の進め方に悩んでいたのだろうか。入会を検討していたストリートダンスのサークルにも結局、入っていない。在籍したのは、新設の文学部教育学科。小学校教員の育成を目的とした学科だ。社会部記者が言う。