
強い日本株が戻ってきた。安倍政権はアベノミクスを達成するため、日本株を引き上げる政策を打ち続ける。個人投資家にとっても、株購入のチャンス到来という声が高い。
そこで、夏のボーナス、あるいはへそくり程度の金額で買うことができる利回りのいい株を紹介したい。本誌は20万円以内で買える高配当株のトップ20を表にした。
例えば、ランキングトップの三井物産の場合、株価が1642円(7月1日終値)で単元株が100株なので、最低購入金額は16万4200円。1株あたりの配当金は64円だから、配当を6400円もらえる計算になる。配当利回りは3.9%、大手行の定期預金金利の156倍にあたる。
高配当を得るためには購入時期も重要だ。
株を購入すればすぐに配当金がもらえるわけではない。配当金や株主優待がもらえる権利が確定する「権利確定日」があり、その3営業日前までに株を取得しておく必要がある。
権利確定日は企業によって異なり、決算月の3月や9月の月末に設定している企業が多い。たとえば今年の9月30日に権利確定日が設定されている企業では、27、28日が土日にあたるので、9月25日までに株を取得しなくてはいけない。