花粉症をもつ人たちにとっては忌まわしい季節がやってきた。どうやら今年は例年より1週間ほどスギ花粉の飛散が早いらしい。花粉対策グッズは、年々進化を遂げている。今回、東急ハンズ、ビックカメラ、マツモトキヨシに協力してもらい、今年おススメの対策グッズをあげてもらった。これらを上手に利用して花粉対策を充実させよう。(価格は各店舗、1月30日時点のもの)
■東急ハンズ 新宿店販売促進・二宮養成さんのおススメ
・クロニタス「抗ウイルス・除菌首かけマスク」フローラル (株)グローバル プロダクト プランニング 998円
二酸化塩素の力でウイルスや細菌を寄せつけない「首かけ型マスク」は昨年から流行。今年はフローラルやミントなど香りがついて、二酸化塩素の臭いがしにくい商品が人気。
・ダチョウ抗体マスク「ダチョウ力(ぢから)」 クロシード(株) 448円(3枚入り)
ダチョウの卵から抽出した抗体を含んだフィルターが花粉やウイルスをブロック。3枚で448円と値段も手頃なので、リピーターが多い。
・マスクケース〈防災の達人〉 コクヨ(株) 997円
マスクの高性能化にともない、「長く、衛生的に使いたい」というニーズが増加。ケース内に除菌のできるスティックが内蔵されている同商品が一番の売れ筋。
■ビックカメラ 赤坂見附駅店・小坂政志さんのおススメ
・布団クリーナー レイコップ RS300J レイコップ・ジャパン(株) 2万9800円
昨年春にテレビで紹介されてから人気が爆発。花粉シーズンで布団を干せなくても清潔に保てると評判に。2013年発売の商品は振動で布団から花粉やダニをたたき出す機能が進化している。
・空気清浄機 ダイキン MCK55P ダイキン工業(株) 4万3800円
数ある空気清浄機の中で、唯一、花粉、カビ、ダニなどを分解する機能を搭載。そのため、再飛散をできる限り抑制し、脱臭能力も持続できる。
・花粉用メガネ BIC花粉cut ビックカメラ オリジナル 2980円
スタイリッシュなメガネタイプで女性に人気。鼻部分に調整機能が付き、よりフィット感が上昇。マスクによるくもり止め機能が付いているのもポイント。(コンタクト売り場 近江秀文さん)
■マツモトキヨシ 渋谷Part2店店長・漁(いさり)直規さんのおススメ
・ポレノン (株)ワイズ 2980円
顔に吹きかけるだけで花粉をブロックする「見えないマスク」。スプレーに含まれるペクチンが花粉を吸着し、さらに核酸(マイナス荷電)で花粉(プラス荷電)を引き寄せて、包み込むという優れもの。化粧の上からでも使えるので女性にも人気。
・クイックシールドエアーマスク (株)中京医薬品 1270円
「首かけ型マスク」の定番商品で、効果は2カ月持続。営業職のサラリーマンにも人気。二酸化塩素が、通勤、通学時の電車やバスの中、オフィスや飲食店などで花粉からガードしてくれる。
・PITTA MASK (株)アラクス 498円(3枚入り)
ポリウレタン素材のマスクなので、肌触りが良く、耳の後ろも痛くなりにくい。さらに、手洗いが可能で3回洗っても花粉捕集率が落ちないので、お財布にも優しい。
※週刊朝日 2014年2月14日号