すっかり「お騒がせキャラ」が定着してしまった中島。再ブレークは遠い? (c)朝日新聞社 @@写禁
すっかり「お騒がせキャラ」が定着してしまった中島。再ブレークは遠い? (c)朝日新聞社 @@写禁
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 元「オセロ」の中島知子(42)が迷走している。

 中島といえば、2011年に起こった女性占師による「洗脳騒動」で一時芸能活動を中断。保護されて療養生活に入るも、今年3月に独断でワイドショーのインタビューに応じて騒動を弁明した。度重なる“暴走”に、所属事務所も愛想を尽かし、4月にはマネジメント契約を解除されていた。

 フリーとなり吹っ切れたのか、その後は、5月に情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MXテレビ)で、胸の谷間を大胆に露出した黒い上着に超ミニのレザーのショートパンツという過激な衣装を披露。8月にはテレビ朝日系で放送されていた大家族ドキュメンタリー「痛快!ビッグダディ」でおなじみの林下清志さんの元妻・美奈子さんの自伝本『ハダカの美奈子』を基にした同タイトルの映画に、女優として主演することが明らかになった。

「激しい濡れ場もあるようです。製作発表会見では、9月に発売する予定の映画をモチーフにしたヌード写真集について、『みなさんの鼻血が止まらないだろうなと思います!』などとハイテンションでアピールして、失笑を買っていました」(ワイドショースタッフ)

 相変わらずの“暴走”モードだが、本人は何ら意に介していないようだ。スポーツ紙の芸能担当記者が、こう語る。

「洗脳騒動のときは激太りも話題になっただけに、水面下ではダイエット本の企画も進行しています。今年に入ってから、食事制限などをして2カ月間で約10キロのダイエットに成功したとか。本の中では、自ら衣装を選んだセクシーショットも披露しているそうです」

 かつては売れっ子芸人として、巧みな話術で数々のバラエティー番組で活躍していた中島だが、いまや熟女の色香をウリにするセクシータレントを自負しているのかもしれない。

 とはいえ、“露出”ができるのは、需要があってこそ。芸能界が中島に期待しているのかというと、必ずしもそうではないようだ。

「芸能活動再開直後こそ『何でもやります!』と殊勝な態度を見せていましたが、出演メディアで一連の騒動に触れる際には、かなり激しく口を挟んでくるんです。『(洗脳騒動のときに)同居していた女性については一切触れないで』と主張し、出演がボツになったケースも多々あったと聞きました。正直扱いづらいですね。中島さんは所属先を探していますが、大手事務所を解雇されている手前、現時点では名乗りを上げるところもありません」(テレビ関係者)

 前途は多難なようで。

週刊朝日 2013年9月6日号