<左翼手>
■長野久義(広島)
FA移籍した2年連続リーグMVPの丸佳浩の人的補償として広島に加入。春季キャンプから「赤チョーさん」として話題を集めてチームメイト、そしてファンにも受け入れられたが、打撃不振で監督の信頼は掴みきれず。プロ入り自己最少となる出場72試合で、打率.250、5本塁打、20打点。巨人時代に10年間続けてきた2ケタ本塁打も途切れ、盗塁数も0に終わった。
<特別枠>
■岩隈久志(巨人)
原辰徳監督による大型補強の目玉の一人としてマリナーズから8年ぶりに日本球界に復帰した日米通算170勝右腕だが、春季キャンプから「上半身と下半身のバランスが合わない」と状態が一向に上がらず、マウンドにも上がれず。8月21日の2軍戦で約1年ぶりの実戦復帰を果たしたが、最後まで1軍登板はなし。V奪回の「秘密兵器」だったが、最後まで「秘密」のまま、チームはV奪回に成功した。