昨年の楽天のドラ1・辰己涼介(立命大)も「新人王?獲れる自信はある。すべてのタイトルを獲れる能力があると思ってますよ。ゆくゆくはトリプルスリーを獲れる選手になりたい」とコメントし、川口同様、“ビッグマウス”が代名詞になった。

 大学入学時、「4年後にドラフト1位でプロに入る」と公約し、見事実現した有言実行の男も、今季はレギュラー獲りをはたしたものの、打率2割2分9厘、4本塁打、25打点、13盗塁。残念ながら、新人王に選ばれるのは難しい成績となったが、2年目以降もビッグな目標を持ちつづけ、トリプルスリーの夢を実現してもらいたい。(文・久保田龍雄)

●プロフィール
久保田龍雄
1960年生まれ。東京都出身。中央大学文学部卒業後、地方紙の記者を経て独立。プロアマ問わず野球を中心に執筆活動を展開している。きめの細かいデータと史実に基づいた考察には定評がある。最新刊は電子書籍プロ野球B級ニュース事件簿2018」上・下巻(野球文明叢書)。

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