この記事の写真をすべて見る
吉本興業の岡本昭彦社長が、22日午後2時半から闇営業騒動をめぐる一連の吉本興業の問題について、都内で会見した。
【写真】宮迫・亮の主張とのズレは?会見で配られた「時系列まとめ文」がこちら
* * *
──司会:続きまして、質疑応答に移らせていただきます。
──処分撤回の理由は?
岡本:撤回に関しましては、会社の意志です。いろんなタレントさんからいろんなお話をちょうだいし、いろんなお話もたまわりました。
すべては、おとといの二人の記者会見を二人だけでやらせてしまったということにおきまして、心苦しい気持ちと、辛い思いをさせてしまったということをふまえまして、あらためて彼らが「わかりました」と言っていただけるのであれば、テーブル、ミーティングの席について、今一度きちんと話を聞いて、そこからやれればいいんじゃないかということで、そういう判断をしました。
──吉本側が二人の気持ちを理解していなかったということか?
岡本:我々なりには今回、いろんな経緯があるなかで、この時系列にもありますけど、いろんなことがあったなかで、どっかで思いや気持ちがあるいは意志の疎通も含めてあったというふうに思っております。
我々のスタッフでも、いろんなことを考えて進めてきてはおりましたけど、その思いが至らなかったということに関して、あらためてミーティングができることを望みたいと思います。
──処分撤回の内容は。
岡本:いろんな報道があるかと思われますけど、会社としましては、宮迫くんの契約解除の撤回、田村亮くんに関しましては、会社としては直接、契約解除という会話は最終的にはしきれていませんでしたので、そういう意味では処分等は我々的には思っていませんでしたけど、彼の気持ちもそういうことだと漏れ伝わっておりますので、あらためてということで、亮君は契約解除はしておりませんけれども、処分をもう1回見直して、話し合いができればという考えです。
──宮迫さんと亮さんも引退してでも謝罪したいと伝えていたはずだが。
岡本:ここの時系列にもありますけど、7月6日、彼らと直接話をしました。実は、その前日にあるタレントさんから、夜の24時ぐらいに電話がありまして、「宮迫くんが引退する。なので記者会見をやらせてほしい」といった内容の連絡が、あるタレントさんから僕のところにありました。
ついては、僕と話をしたいということで、そのタレントさんには「わかった。早い方がいいから、すぐにでも会うよ。今からスケジュールを合わせるからね」と。その時に「亮くんも話を聞いた方がいいよね」ということで、次の日の6日に、2人と会いました。