お得意の「宮迫ですっ!」ポーズを再び見られる日は来るのだろうか?(c)朝日新聞社
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だひたび言葉に詰まる会見での宮迫(撮影/今村拓馬)
だひたび言葉に詰まる会見での宮迫(撮影/今村拓馬)

 反社会的勢力との“闇営業”問題で吉本興業からマネジメント契約を解消された、お笑い芸人の雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮がそろって、7月20日に都内で会見(会見全文はコチラ)を開いた。

【写真】会見で謝罪する宮迫

 会見で宮迫は、反社会的勢力のパーティーに参加し、100万円ほどのギャラを受け取ったことについて、「『もらっていないでいいん違うか?』と入江くんに言ってしまいました。他のメンバーにも『もらっていないということで言ってくれ』と入江くんに指示を出しました」と語った。

 また契約を解消されたことについては、「何も文句はありません」としたうえで、記者から引退について質問されると「僕は18から30年間この仕事しかしていない。僕ができるのはこの世界で学んだことしかないんです。僕のような者でも、僕の能力でお役に立てることがいつかできるかもしれないという思いで、今は引退と言う事は考えられません」と語った。

 吉本興業が宮迫との契約解消を発表した19日、TBSや日本テレビなどは、宮迫が出演していたレギュラー番組の降板を発表。テレビ朝日は宮迫と相方の蛍原徹が司会を務める「アメトーーク!」の番組継続に関して「今後の対応を慎重に検討したい」とコメントしたが、すでに宮迫の出演部分は編集でカットをして放送していた。

 “テレビタレント宮迫”の今後は絶望的にもみえるが、早くもそんな宮迫に熱視線を送る業界があるという。あるYouTuberプロデューサーは「YouTuberとしてなら再ブレーク確実」と、太鼓判を押す。

「ここ数年でYouTubeに活躍の場を広げる芸人やタレントの数は増えましたが、成功者は多くありません。彼らは『あくまでも主戦場はテレビ』と決めているので、少しでも批判を浴びそうな思い切った企画には挑戦しない。宮迫さんの場合は、吉本から契約を解消され、テレビへの復帰も難しい状況にある。もともと芸人として一線級の才能を持つ彼が事務所やテレビタレントとしての人気を考えずに本気で活動すれば、必ず人気YouTuberになれる」

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年収1億円は余裕?