芸能リポーターの川内天子さんは次のように話す。
「いわゆる毒舌コメントの走りは、おすぎとピーコだったと思います。聞いていて小気味よくて、ちょっと辛口、でもどこか本質をついている、というコメントをしていました。そこから、いわゆる大御所さんが後輩に向けて叱咤激励をするうちに、“ご意見番”になっていったのではないでしょうか。ただマツコさんも梅沢さんも、きつい言葉の中にも必ず救いを添えるんです。炎上してこそご意見番ともいいますが、彼らはブレないし、言ったことを撤回しない。だからこそテレビの世界で求められるのかもしれません」
ちなみに令和の新ご意見番として名前が挙がっているのが、「指原莉乃、出川哲朗、有吉弘行」(川内さん)、「長嶋一茂、高嶋ちさ子」(テレビ誌ライター)だという。
「共通するのは、なかなか言いにくいことも真正面から言ってくれる存在であること」(同前・スポーツ紙記者)
ご意見番も世代交代が始まりそうだ。(坂口友香)