ラジオの番組中に、とんねるずとして東京ドームぐらいの規模でライブやろうと貴明さんと話しているとも言っていましたね。憲武さん単独でも、11月に恵比寿で数百人規模の小さなライブやるために、リリース予定のない音楽を一生懸命作っているとか。ライブは去年もやっているんですが、今年はまたそれとは違う内容。いつも、こういうものを作りたいっていう目的とか構想がちゃんとあって、次にやることを自分で作れる方なんですよね。

 遊びのノリで「いえーい!」ってやっているわけじゃなくて、意外と調べたり考えたり準備したりして、真面目に楽しみながらラジオも音楽もやっている。僕はアートは全然わからないから何とも言えないんだけど、きっとアート作品もそう。早起きしたら、昼間はそういう作業をしっかりやる。時間を無駄にしないんですよ。

 そもそも、僕が可愛がってもらうようになったのは5年ぐらい前からで、「みなさんのおかげでした」に呼んでもらった収録後に、同期の博多華丸・大吉の華丸さんが「飲みに行かない?」と声をかけてくれて、初めて一緒に飲ませてもらったのがきっかけです。それから、次の収録に呼んでもらったり、ハワイでかき氷屋をやったり、いつのまにかうちの奥さんまで家族ぐるみで可愛がってもらうようになりました。

 嬉しいことに(石橋)貴明さんも可愛がってくれて、飲んでるときに呼んでくれたり、いろんなことを話したりさせてもらっていますが、タイプで言うと、僕は貴明さんに少し似ているなと感じますね。この仕事をどうしようとか、きっと貴明さんも僕と同じように悩んだりするんだろうなと思うし、ある意味で真面目。憲武さんは悩まないんですよ、だから憧れるところがあります。

 ヒロミさんも「ノリちゃんは悩まないのよ、先のことしか考えてないから」って言っていました。「人はみんな、なかなか先のことを考えられなくて、目の前のことが不安になったり過去のことを反省したりするんだよ。俺もノリちゃんみたいなスタイルを目指しているけど、なかなかできなくて、いま終わった仕事のこととか、目の前の明日のことを考えてしまったりする」って。先のことしか考えない、反省もしない。だからこその人生だと思うんですよね。

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