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スマホ世代に多い「眼精疲労」 原因は目との距離?

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「眼精疲労」 原因は目との距離?(※イメージ)

「眼精疲労」 原因は目との距離?(※イメージ)

 長時間パソコンを使った日、夕方には目がしょぼしょぼして文字が読みづらくなる経験をしたことがある人は多いだろう。手足と同じように、目も長く使えば疲れる。こうした「疲れ目」は誰にでも起こるが、一晩寝れば回復する。

「眼精疲労」はこれが高じた状態だ。明確な定義はないが、一般に一晩寝ても目の疲れが取れない状態とされている。目の疲れに加えて頭痛や肩こりなどの自律神経症状もあることが多く、重症になるとめまいや吐き気、さらにはうつ状態なども伴う。こうなると日常生活に大きな影響が及ぶ。

 従来、眼精疲労を訴える人は老眼が始まる40代以降に多かった。それが、「この数年、20代後半にも増えている」と、梶田眼科院長の梶田雅義医師は話す。

「眼精疲労が急増した時期は2回あります。1回目はウィンドウズ95が発売されてパソコンユーザーが爆発的に増えたとき。2回目がこの数年で、スマートフォンが普及したときです」(梶田医師)

 目が疲れる原因はいろいろあるが、最も多いのは、ピント調節をする「毛様体筋」の疲労だ。

 光は、角膜を通って水晶体で屈折し、目の奥にある網膜に像を結ぶ。目をカメラに例えたときレンズにあたる水晶体は、毛様体筋とチン小帯で支えられている。毛様体筋は自ら伸縮することで水晶体の厚みを変え、ピントを合わせる。

 近くを見るときは、毛様体筋が縮み水晶体が厚くなる。年をとると水晶体が弾力性を失って膨らみにくくなり、近くのピントが合わなくなる。これが老眼だ。


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