――今後の展望についてお聞かせください。

 全国すべての自治体がこの保険に加入し、任意保険ではなくなることが理想です。もしお子さまが不登校になったとき、「そんな保険があったのね」と保護者が自然に知り、少しでも心が軽くなるようなものになれたらと思います。

 今後は、民間の支援も含めて最適な学びをアドバイスできる環境を新しい保険を通じて、子どもたちの未来を支える一助となれるよう、引き続き取り組んでいきます。

(取材・文/高橋亜矢子)

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高橋亜矢子
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