親が付き添わないと登校しない
「『一緒に来て』という言葉は、学校へ行くことの不安が高いお子さんの切なる願い。朝は忙しいですが、できる範囲で付き添い登校をしてあげられたらと思います。2年生くらいまでは、親と手をつなぐだけで気持ちがチャージされ、がんばる気持ちがわきます。十分に気持ちがチャージし、『お友だちとおしゃべりして行きたいから』と、子どもの側から付き添いを断るようになるのが一番いいですね」(吉田さん)
「無理に一人で登校しているうちに、登校できなくなることもあるので、親御さんの付き添いはとても心強いです。校舎に入ってしまえば、意外と落ち着いて教室まで行ける子どももいます。また、教室に入れなくても、別室登校などの支援もあります。親御さんには、『教室に行くか、休むか』だけの2択ではないということを、知っておいていただけるといいなと思います」(相澤さん)
(取材・文/越膳綾子)
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