最近は子どもたちの筆圧が弱まり、書く時の姿勢も悪くなる傾向があります。でも読みやすい字を書こうとコントロールすれば筆圧は強くなる。そういう習慣をつけるためには、字を習い始める小学1年生のうちに丁寧に書く習慣を徹底しておくことが重要です。社会では必要とされなくなってきている書き順(筆順)ですが、一画ずつ書く点画概念を低学年のうちにしっかり備えておくことはとても重要なことでしょう。
〇取材・文/大楽眞衣子
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ライター。全国紙記者を経てフリーランスに。地方で男子3人を育てながら培った保護者目線で、子育て、教育、女性の生き方をテーマに『AERA』など複数の媒体で執筆。共著に『知っておきたい超スマート社会を生き抜くための教育トレンド 親と子のギャップをうめる』(笠間書院、宮本さおり編著)がある。静岡県在住。