小島よしおお悩みの最初に「助けを求めるってどういうこと？」と疑問があったけど、弱みを見せるとか、人に相談するとか……そういうことが助けを求めることになるのかも。もちろん、それで全てが解決するわけじゃないけど、よしおは人に相談できるようになってから「ああ、自分はひとりじゃないんだ」って安心感が生まれたよ。
肉食さうるすちゃんは、弱い部分を見せられる存在はいるかな？ さっきも言ったけど、人に弱い部分を見せるのって勇気がいる。よしおはどっちも経験しているからわかるんだ（笑）。もうできているかもしれないけど、弱みを見せるときは明るく言うのがおすすめ。これはよく芸人が使う技で、「あ～、もうダメだ～」ってこともちょっとテンション高めに、面白い話としてすると話しやすくなる気がするよ。
考える「場所」を変えると考え方も変わる
すごくたくさんのことを考えている肉食さうるすちゃん。そんな肉食さうるすちゃんにおすすめしたいのが、考える「場所」を変えること。海を眺めているときと、山の上から景色を見ているときって、きっと気持ちが違うはず。気持ちが変われば、考え方もちょっと変わる気がするんだ。
これは「考え方を変えたほうがいい」っていうことじゃなくて、ちょっとでも気が楽になってくれたらいいなあ、と思ってのよしおの提案！ よしおは気分転換のために、ジムとか喫茶店とかに行くようにしていて、「場所」っていうのも自分の味方になるものだと伝えたいんだ。
いまは、すごく苦しい時期だと思う。だけど、こうやって言葉にして状況を伝えてくれて、そのなかで自分ができることを考えようとしている。冷静だし、前向きなんだね。今回は「ひとりでも頑張れるような考え」や行動を伝えたけど、また苦しくなったらこのお悩み相談に送ってね。またいっしょに考えよう！
……って、僕は思うんだけど、君はどう思うかな？
（構成／濱田ももこ）
※出典：『致知 7月号』（2024）,致知出版社 白鳥宏明社長インタビューより引用
小島 よしお
