新しいお札の顔はどんな人?
北里柴三郎(1853年生まれ、1931年没)
医学者。ドイツに留学し、コッホ博士のもとで研究。破傷風の血清療法やペスト菌を発見。帰国後、伝染病研究所を創設し、赤痢菌を発見した志賀潔や、野口英世を育て、「近代日本医学の父」と呼ばれる。
津田梅子(1864年生まれ、1929年没)
教育者。1871年、最初の女子留学生として6歳で岩倉使節団とともにアメリカに渡り留学。1900年、女子英学塾(現在の津田塾大学)を創設し、生涯を通じて女子教育に力を尽くした。
渋沢栄一(1840年生まれ、1931年没)
実業家。埼玉県の豪農の出身で、徳川慶喜に仕えたことがある。第一国立銀行をはじめ500以上の会社の設立や経営に関わり、「近代日本資本主義の父」「近代日本経済の父」と呼ばれる。
〇解説/早川明夫(文教大学地域連携センター講師)
ジュニアエラ 2024年 7月号 [雑誌]
朝日新聞出版
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