小島よしおが「言われたことをすぐに忘れてしまう」と悩む小5に伝えたい、周りの助けを借りることの大切さ

身につけられるメモでいつでもチェック！

　この“ウェアラブルメモ”のオリジナルバージョンをつくってみるのはどうかな？　自分のお気に入りの見た目にすれば、身につけるのも楽しいかも！　例えば「タコペンダント」とかどうだろう。タコは脳が9つあるらしいから、きっと記憶力も抜群なはず！　ペンダントなら恥ずかしかったら服の下に隠すこともできるからね。

　それに、そのメモを見た人が「音読って書いてあるけど何？」とか、聞いてくれるかも。自分が忘れないようにするのはもちろん、周りの人に声をかけてもらったり、思い出してもらったりするきっかけにもなると思うんだ。

　というのも、よしおは普段から周りの人に助けてもらって成り立っていると言っても過言ではない。よしおも忘れっぽいから、なんとかしなきゃいけないと思っていろいろ対策を考えたけど、それでも忘れてしまうことってある。大事な仕事道具の海パンも忘れたことがあるから、必ずマネジャーさんにも1枚持ってもらっているんだ。

　人には得意・不得意があるように、記憶だって覚えやすいことと覚えにくいことが人それぞれあると思う。よしおの場合、数字はすぐ覚えられるんだけど生活のちょっとしたことをすぐ忘れちゃう。最近も、買ったばかりの水筒を新幹線に忘れてきて、奥さんにまだ言えていない……（笑）。営業の仕事で使う帽子を忘れて家に帰ったんだけど、その営業で帽子は使わなかった、っていうダブル忘れみたいなこともある。

忘れっぽい＝未来志向

　そういうことが本当に多いから、普段から周りには「俺忘れっぽいから、忘れてたら言ってくれる？」ってお願いしているよ。相手に伝えることで覚えることもできるし、周りの人にもお願いすることができるんだ。記憶力がいい人だって、きっと苦手なことはあるはず。もっとみんなで助け合いながらやりとげられるようになるのもいいんじゃないかな、って思うよ。

　芸人って、忘れ物をする人が多いんだ。自転車のカゴにカバンをそのまま置いてきてしまったり、衣装もiPadも忘れてしまったり……そんなエピソードをたくさん聞くよ。先のことばかり考えて、忘れることが多いみたい。いい言い方をすれば、未来志向っていうのかな。