また、筆記試験のように明確な点数がつかず、倍率が高いことが多い受験で合格するためには、ありのままの個性を伝えることも大切だという。

「休みの日の思い出を聞かれた場合、日本の名門校だと『美術館や博物館に行きました』といった回答が主流ですが、インターでは飾らない個性がうかがえる話のほうが好印象。『トンボを一緒に必死になって捕まえた』などと聞くと、素敵な親子だなと思いますよ」

村田学さん 国際教育評論家/ The International School Times 編集長アメリカ生まれ。3歳の時、アメリカの幼稚園を2日半で「爆速退学」になり、6歳で帰国。プリスクールの元経営者であり、現在は幼小中課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーを務める。国際バカロレアの教員研修を修了。

※AERAムック『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2024」』より

(文・林菜穂子)

【AERA English 特別号】英語に強くなる小学校選び 2024 (AERAムック)

朝日新聞出版

【AERA English 特別号】英語に強くなる小学校選び 2024 (AERAムック)
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林菜穂子
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