iDeCoとつみたてNISAは銀行などでも申し込めるが、ネット証券を選ぶのが正解。特にiDeCoは取り扱える投信の上限が「一つのプランで35本まで」と定められており、ネット証券と比べて品ぞろえで見劣りするケースが散見される。ネット証券で買えて、つみたてNISAにもiDeCoにも対応した、コスト最安の投信リストも参考に選ぼう。

 来年の法改正でiDeCoの制度は見直される。つみたてNISAも2024年に制度変更。国の投資サポート体制がアップデートするのと共に、あなたのマネー知識も進化させていこう。(金融ジャーナリスト・大西洋平、編集部・中島晶子)

AERA 2021年7月5日号より抜粋

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。アエラ増刊「AERA Money」も担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などマネー関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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