しいたけ.さんが実践している、失礼に受け取られないための「褒める」時のコツ (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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しいたけ.さんが実践している、失礼に受け取られないための「褒める」時のコツ

連載「午後3時のしいたけ.相談室」

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占い師、作家 しいたけ.

占い師、作家 しいたけ.

※写真はイメージ(gettyimages)

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 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:飲み会やミーティング等で皆の前で褒められるのが苦手で、その場から逃げ出してしまいます。この前も、上司が飲み会の際に、社長が私に労いの言葉をかけるお膳立てをしてくれたのに、理由をつけて欠席してしまいました。上司はその件に関して怒っています。褒められたいのに、そうならないよう振る舞ってしまう。自分でもよくわからない心理です。(男性/団体職員/38歳/みずがめ座)

A:褒められるのが苦手っていうの、ちょっとわかります。何でかなと考えてみたのですが、褒められるときって、自分自身が空気を張りつめて集中しているからこそいいパフォーマンスができているかもしれなくて、その空気感(=緊張感)を壊してしまう怖さがあるのかもしれません。褒められるとどこか生温い空気が生まれてしまう。「もうここまででいいんだ」っていう満足感と言うのかな。その空気を自分の中に持ち込みたくない人は一定数いると思います。自己反省タイプというか、良かったことも悪かったことも自分で評価をし、他人の分析を必要としない人たちです。

 そもそも褒めるというのは結構デリケートな行為だと僕は思っています。適当に褒められたりするとすごく腹が立つし、例えば僕が本を書いたとして「読みました、面白かったです」が本当か嘘かって、わかる気がします。だから僕自身は誰かの作品を褒めるときは必ず具体的なエピソードを出すようにしています。今後のつながりのために付き合いで「読みました、良かったです」という対応をするのは、失礼な行為だと思うんです。

 やたらめったら他人を褒める人って、やっぱり裏に目的がありますよね。もっと自分たちの都合がいい人間になってほしいという目的が。その裏の目的に気づいた人は傷つくし、「褒められ」に敏感になるのかもしれません。


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