自動運転に負けるな!漁業も寿司屋も大進化 ホタテ・ブリ養殖や定置網にもIT化の波 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

自動運転に負けるな!漁業も寿司屋も大進化 ホタテ・ブリ養殖や定置網にもIT化の波

連載「お魚ビッくらポン」

岡本浩之AERA#AERAオンライン限定
2011年から導入された「抗菌寿司カバー・鮮度くん」

2011年から導入された「抗菌寿司カバー・鮮度くん」

レーンの上部にあるAIカメラ。お皿を取ったかどうかを確認できる

レーンの上部にあるAIカメラ。お皿を取ったかどうかを確認できる

 こうしたセンサーやICT、AIの技術は、自然相手で安定した収入が難しいと言われていた漁業の世界も大きく変えつつあります。

 例えば、北海道や青森県では、ホタテ貝の養殖にセンサーやICTを活用して遠隔で海水温を常時把握、漁獲量のアップと作業の軽減を実現しているとのことです。

 またブリなどの養殖においても、水中カメラとAI、ICTを活用して、魚の餌の食べ具合を監視して給餌のタイミングや量を自動的に調整したり、カメラで撮影した映像から魚体の大きさ、体重を測定し、最適な出荷のタイミングを把握したりする取り組みも行われています。

 その他、近年資源管理の必要性が叫ばれているクロマグロについても、定置網にかかることによる偶発的な資源の減少を避けるため、カメラで定置網に入る魚を監視し、クロマグロが入っていたら網を開いて逃がすなどの取り組みが行われているとのことです。

 こうして、車の買い替えを機に13年前と現在を比較してみると、日頃は意識しない様々な分野での進化をあらためて認識することができて感動すら覚えました。

 皆さんも、例えばスマートフォンのない毎日は、想像すらできないのではないでしょうか。という筆者もこの原稿を、電車の中でスマートフォンで書いているんですが……。

 そして同時に、これから13年先の世の中はどうなっているのか、想像するだけでワクワク感を抑えられません。

 くら寿司のお店も、今では想像もできない楽しさと美味しいメニューで、今以上にお客様の笑顔が溢れているお店にしていきたいと思います。ぜひご期待ください。

○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長

※AERAオンライン限定記事


トップにもどる AERA記事一覧

岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい