ゲームが発散の場になり…子どもの依存相談「2倍」増 親が注意すべき3つのサイン (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ゲームが発散の場になり…子どもの依存相談「2倍」増 親が注意すべき3つのサイン

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深澤友紀AERA#ヘルス
AERA 2020年9月14日号より(イラスト:古村耀子)

AERA 2020年9月14日号より(イラスト:古村耀子)

AERA 2020年9月14日号より

AERA 2020年9月14日号より

 休校中に増えたネットやゲーム時間が学校再開後も減らない。睡眠リズムも戻らない。そんな子どもたちに親は何に気をつけ、どう対策すればいいのか。AERA 2020年9月14日号は専門家に聞いた。

【表でみる】ゲームやスマホの使いすぎが心配…専門家に聞いた5つの対策がこちら
*  *  *
 今日も中学1年の息子がいる部屋から怒気を含んだ叫び声が聞こえてくる。

「ウォーーー」
「バカ野郎ぉぉぉ」

 都内に住む会社員の女性(47)の息子が夢中になっているのは、小中学生らに人気のオンラインゲームだ。友だちとチームを組み、最後の1チームになるまで戦う。興奮してくると机をバンバンたたき、乱暴な言葉を発する。息子は新型コロナによる長期休校中にこのゲームにハマり、昼も夜も遊びほうけていた。学校が再開した今は、多少時間は減ったものの、帰宅後すぐに部屋にこもり、深夜0時過ぎまであの調子だ。

「もうやめなさい」とゲーム機を取り上げようとすると、息子はテレビドラマの「積木くずし」のごとく荒れ狂う。息子の身長は現在174センチ。163センチの女性はもう、力ではかなわない。少し前までは父親が注意すればゲームをやめていたが、父親の身長も抜いた今は物を投げつけて抵抗する。ただ、まだ大人と子どもを行ったり来たりする年頃のようで、蹴ってきた後に「ママ、ごめんね」と抱きついてくることもある。

 自宅には子ども部屋がなく、息子は小学4年の娘と女性と3人の寝室のテレビに「ニンテンドースイッチ」をつなげてゲームをする。息子がゲームを終えるまでは娘も寝られない。ようやく終わっても、息子は興奮してしばらく眠れないようで、そのままスマホで動画を見続ける。スマホにはスクリーンタイムの制限をかけているが、日付を変えて使用時間をゼロにして解除しているようだ。

■急速に依存進むことも

 以前は一生懸命やっていた勉強も、今は試験前さえやらず、部活も「足が痛い」と言ってサボるようになった。同じ学年のママ友にLINEするとみんな悩んでいた。女性はこう話す。

「息子は睡眠時間がすごく短くなり、足腰も弱くなった気がして、健康面もとても心配です」


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