「無観客開催だけはやめてほしい」パラ陸上・山本篤が抱くアスリートとしての本音 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「無観客開催だけはやめてほしい」パラ陸上・山本篤が抱くアスリートとしての本音

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栗原正夫AERA#2020東京五輪
陸上競技パラリンピックメダリスト 山本 篤さん(やまもと・あつし、38)/82年、静岡県出身。北京で走り幅跳び銀メダル、リオでも走り幅跳びと400mリレーでメダル。新日本住設所属 (c)朝日新聞社

陸上競技パラリンピックメダリスト 山本 篤さん(やまもと・あつし、38)/82年、静岡県出身。北京で走り幅跳び銀メダル、リオでも走り幅跳びと400mリレーでメダル。新日本住設所属 (c)朝日新聞社

 東京2020で4大会目の出場となる陸上競技パラリンピックメダリスト・山本篤さん。パラ陸上界のレジェンドはいま、大会の1年延期、簡素化に何を思うのか。AERA 2020年6月29日号の記事を紹介する。

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 走り幅跳びなど陸上競技で夏季パラリンピックに3大会連続出場中の山本篤は、1年延期となった東京2020について、こんな思いがあるという。

「延期は仕方がない。ただ簡素化っていうのは、どういうことなのか? 無観客開催という案を聞いたときには、それだけはやめてほしいって思いました。アスリート側からしたらテレビの前で応援してもらっているとは言っても、やっぱり……」

 12年のロンドン大会は連日チケットが売り切れ、“史上最高のパラリンピック”と言われた。東京大会の売れ行きはロンドン以上との声もあるだけに、成り行きが注目される。

「チケットの申し込みは、すごい数があったと聞きました。僕も販売されるたびに、毎回申し込みましたが、すべて外れました。でも、当たらなかったことは半分悔しいけど、半分うれしいみたいな」

 コロナ禍で普段使用している競技場は約3カ月閉鎖されているが、屋外で走ることは可能で、筋トレなど自宅でできることもあり、競技を続けるなかでの不安はとくにない。だが、1年延期されたことで、これまでと周期が異なることは気になる。


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