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勝間和代さんが「スーパーの売り場中央の棚に行かない」理由

大場宏明,中島晶子,伊藤忍AERA#お金
勝間和代(かつま・かずよ)/経済評論家/中央大学ビジネススクール客員教授/国土交通省社会資本整備審議会委員。1968年、東京生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA(経営学修士)、慶應義塾大学商学部卒業。当時、最年少の19歳で会計士補の資格を取得し、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。仕事のスキルアップや起業、出版などをサポートする「勝間塾」や無料メルマガが首都圏、地方を問わず大人気。ツイッターのフォロワー数76万人超。著作も多数あり、累計発行部数は500万部を超える。(撮影/写真部・片山菜緒子)

勝間和代(かつま・かずよ)/経済評論家/中央大学ビジネススクール客員教授/国土交通省社会資本整備審議会委員。1968年、東京生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA(経営学修士)、慶應義塾大学商学部卒業。当時、最年少の19歳で会計士補の資格を取得し、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。仕事のスキルアップや起業、出版などをサポートする「勝間塾」や無料メルマガが首都圏、地方を問わず大人気。ツイッターのフォロワー数76万人超。著作も多数あり、累計発行部数は500万部を超える。(撮影/写真部・片山菜緒子)

 そもそも勝間さんは、スーパーに行って品物を選び、レジで会計をする時間のロス、重いものを持ち帰る体力のロスを避けるためにネットスーパーを愛用している。

 勝間さんは、単純に倹約という意味での節約を勧めているのではない。無駄な買い物をしないようにするということだ。

「無駄遣いとは『価値のないものを買うこと』です。価値のあるものは高くてもお金を払っていいと思います。価値と値段のつり合いがとれたものを買う、つまりコストパフォーマンスが高いものを選んでほしいなと思います」

 お給料から家賃や水道光熱費などの固定費を引いた残りが「今月使えるお金」。その2割を貯金なり投資なりに回して、残り8割で自分が「コスパ良好!」と思った品物だけを買う生活を続けていれば、そんなにお金には不自由しないはずだという。お金が貯まらない人、無駄遣いが多い人に教えたい視点はまだある。

「人の評価を全く気にしないことです。人の目を気にして、本当はこっちでいいと思っているのにワンランク上のものを買ってしまっていませんか?」

「すみません、買ってます」と思わず声に出して謝ってしまった。

「経済学に『地位財』『非地位財』という考え方があります。地位財は他人と比べるためのもの。ブランド品などがこれに該当します。一方、非地位財は自分の利便性のためにあり、他人と比較せずに満足が得られるものです。地位財は最大級の無駄です」

 勝間さんはさらに問う。

「使わないものを買っていませんか?」

 えっ、使わないものをわざわざ買うわけは……。

「バーゲンで安いからと買って、一回も着なかった服や靴はないですか? 洋服の場合、値段がいくらであっても、着ない服は高い買い物です。私はアウトレットやバーゲンには行きません。アウトレットはアウトレット専用商品のことが多いですし、バーゲン品って『売れ残り』を上手に言い換えただけですよね」

 大笑いしてしまった。売れ残り、全くもってその通り。


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