水温が1度上昇すると、魚の大きさが20%~30%小さくなるという説もあるようです。

 またこうした温暖化が進むと、魚の旬も変わってくるのでは?という懸念もでてきます。

 日本には四季があり、それぞれの季節でおいしい魚があり、私たち日本人はそれを楽しんできました。

 例えば、冬にはブリやカニ、マグロ、春にはサワラや桜鯛と呼ばれる真鯛、夏にはハモやスズキ、秋にはサンマやサバなどのように。

 一般的に魚は産卵前に体力をつけるために餌を活発に食べて脂がのることから、産卵前が旬とされることが多いんですが、海水温が変わると、産卵の時期や産卵場所が変わってしまう可能性もでてきます。そうなると、魚の旬も変わってしまう可能性が出てきてしまいます。

くら寿司では、昨年から「旬の極み」シリーズとして、その時期においしい魚を厳選して、時期に合わせて期間限定で販売しています。くら寿司のSNSやチラシなどでお知らせしますので、ツイッターやフェイスブックの公式ページをフォローするなどして、チェックしておいてください。

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◯岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長

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岡本浩之

岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

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