「50歳になるまでには」 40代女性のチャレンジ精神を下支えする意識とは (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「50歳になるまでには」 40代女性のチャレンジ精神を下支えする意識とは

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古谷ゆう子AERA
【親が勉強する姿を見せるチャンス!】48歳から大学院に入った女性。入学前も入学してからも図書館やカフェで、息子と猛勉強。「親が勉強している姿を見せることができるうえ、受験勉強にも伴走できました」(写真:本人提供)

【親が勉強する姿を見せるチャンス!】48歳から大学院に入った女性。入学前も入学してからも図書館やカフェで、息子と猛勉強。「親が勉強している姿を見せることができるうえ、受験勉強にも伴走できました」(写真:本人提供)

自分時間を楽しむ5カ条(AERA 2019年9月16日号より)

自分時間を楽しむ5カ条(AERA 2019年9月16日号より)

 公私ともに忙しい40代女性。そんな中、人生をさらに飛躍させようと「自分時間」に新しいことにチャレンジする人も多い。トレンド評論家の牛窪恵さんによると、40代女性の「自分時間」を求める動きには共通点があるという。AERA 2019年9月16日号に掲載された記事を紹介する。

【やってみよう!自分時間を楽しむ5カ条はこちら】

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 40代後半の大人女子たちが趣味や自分のための時間を積極的に持つようになった背景には何があるのか。世代・トレンド評論家で『なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?』などの共著がある牛窪恵さんは言う。

「いまの40代半ば前後の女性たちは団塊世代の子どもに当たる団塊ジュニア世代。子どもの頃から一人部屋が与えられ、一人遊びに慣れている世代です。そのため、子どもがいてもいなくても、『一人の時間がほしい』と思う傾向がとても強いんです」

 友達といても個別にゲームを楽しむ。一人になり音楽を聴く。昔からそうした楽しみ方をしてきたため、大人になっても自分の時間を大切にするのだという。

 牛窪さんによると、団塊ジュニアは、男女平等の教育を受けている世代でもある。「夫の給料で○○させてもらう」という感覚は希薄で、家のなかに自分のテリトリーを持とうとする。自分の領域を決め、決められた空間でいかに楽しめるか、というのが共通するスタンスだ。

「消費に関しても、自分のテイストを大切にし、長く使えるものにお金を使う。安物買いは嫌いで、『質のいいものを使い倒そう』という考え方ですね」(牛窪さん)

 新しいことにチャレンジしようとする女性たちを多く取材するなかで、牛窪さんが頻繁に耳にするフレーズがある。それは、「50歳になるまでには」という言葉だ。

「女性の場合、40代半ばから体力的な衰えを感じるようになることもあり、『このままぼーっと生きていると、新しいことにトライできなくなる』という意識も働くのかもしれません」(同)

 牛窪さんによると、趣味や自分のための時間を大切にする女性たちのあいだで近年顕著に感じるものの一つがリカレント教育(学び直し)ブームだ。


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