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「ダメ!」「危ない!」赤ちゃんをしかったあとに親がやるべきこととは?

連載「現役保育士が指南! 赤ちゃんはやわじゃない」

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子どもの心を豊かにするしかり方、ほめ方とは? 悩む親も多い(写真:gettyimages)

子どもの心を豊かにするしかり方、ほめ方とは? 悩む親も多い(写真:gettyimages)

 言葉の理解が未熟で、良いことと悪いことの区別が難しい赤ちゃん。ほめられるとうれしいだろうけれど、しかられても「まだ赤ちゃんだからわからないのでは」と、親は思うかもしれません。

「ほめる」ことと「しかる」ことは、これから生きていく社会のルールを教えるために大切なしつけのひとつです。実際、毎日の生活の中で赤ちゃんに伝えたいこと、教えたいことは山ほどあります。何度しかられても、同じことを繰り返すので、簡単には伝わらないこともありますが、しつけのコツを知っているだけで、親のイライラが軽減されます。今回は、赤ちゃんを「ほめる」「しかる」ときの基本について話します。

ほめられると自信がついて繰り返す

 赤ちゃんは、身近な人から社会性を学んでいきます。赤ちゃんにとって身近な人と言えば? そう、お父さんとお母さんです。まず赤ちゃんは、大人のすることを見て、まねをします。そしてほめられると「できた!」ことへの喜びを感じ自信がつきます。「自分でできた」ことで、何度も繰り返し行い、簡単にできるようになっていく。自分でできるようになる体験を繰り返すことで社会のルールも知っていくのです。

 たとえ、0歳の赤ちゃんでもよくわかっています。例えば、親の顔を見ながら物を触ることはありませんか? 親の表情によって「触っていい」「触ったらダメ」を判断します。とはいえ、まだまだ0歳、1歳の赤ちゃんの理解力は低いもの。なぜ、これはいいのか、ダメなのかまでを伝える「ほめる」「しかる」の基本的なルールを知っておきましょう。

赤ちゃんを「ほめる」「しかる」の基本ルール

 保育所で1歳になりたてのAちゃん。少し大きめの車がお気に入りでいつも車で遊んでいましたが、嬉しくなると思わずその車を投げてしまいます。そんなときはどう対応したらいいのでしょうか。

(1) 「ダメ!」「危ない!」としかる

 物を投げると危ないことをまずは伝えます。投げ続ける場合は、ケガをするといけないので、体で止めに入ります。伝えるときは、「ダメ!」「危ない!」など短い言葉で伝えることもポイントです。子どもが大きくなるにつれ、しかる場面は多くなると思いますが、一日中しかってばかりだと、親も赤ちゃんも疲れてしまいますし、効果もありません。赤ちゃんをしかる場面は、「危険な時」「人を傷つけそうな時」「物を奪った時」を基本とします。これ以外の場面でしかる場合は、赤ちゃんの様子をよく観察して、「もしかするとこれはほめることなどで言い換えられるのではないか?」と考えてみましょう。


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