よしお兄さん×りさお姉さん「子どもの接し方で大切にしてきたこと」

今井明子AERA
メモリアルDVD「NHK『おかあさんといっしょ』ブンバ・ボーン!パント!スペシャル~あそびとうたがいっぱい~」は6月19日発売 (c)NHK
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メモリアルDVD「NHK『おかあさん...

 この春、NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」を卒業した「体操のお兄さん」小林よしひささんと、「パント!のお姉さん」上原りささん。二人の思い出などを語ってもらった。

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 ついに卒業──。歴代最長の14年間「体操のお兄さん」を務めた小林よしひささんと、7年間「パント!のお姉さん」を務めた上原りささん。ときには奇抜な変装もしながら明るい笑顔で、子どもや親たちに親しまれてきた。子どもと接する際に大切にしてきたことは?
「まずは自分がしっかり楽しむことです。何をするにしても、お兄さんお姉さんたちが楽しそうにしていないと、子どもたちも楽しんでくれませんからね」

 と、小林さん。長い間には体調のすぐれない日だってある。でも、子どもたちの前ではいつも満面の笑みを欠かさない。

「子どもたちの声を聞いた瞬間にスイッチが入るんです。たとえばおなかが痛くても、そこで気持ちが切り替わって、『今、私のおなかは痛くない。まったく平気』という気持ちになるんですよ」(上原さん)

 小林さんもこれには同意。

「『子どもたちの前で元気になろう』ではなくて、『子どもたちがいてくれるので元気になった』というほうが正しいですね」

 収録に来るのは3歳児。親に甘えたい年ごろで、収録直前でも親から離れない子どももいる。

「そういうときは、その子どもが一番興味を持っていることについて話しかけたりして、緊張をほぐすようにしていました。目を見てその子が何を言いたいのか、反応が返ってくるまで待ってみるんです」(上原さん)

 小林さんは、かつて自らを指導してくれた先生の「しっかり反応しなさい」という言葉を胸に子どもたちに接してきた。

「子どもの発している何かを、こちらがアンテナを張ってキャッチし、しっかり返してあげる。この繰り返しが子どもとのコミュニケーションにもなるし、ひとつの遊びにもなるのではないかと思うんです」(小林さん)

 長年お兄さん、お姉さんとしての生活が続いた。卒業後に変化したこととは?

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