辺見庸、新作で障害者殺人事件の闇に迫る「別視点からの声を」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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辺見庸、新作で障害者殺人事件の闇に迫る「別視点からの声を」

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辺見庸(へんみ・よう)/1944年生まれ。共同通信社勤務を経て91年『自動起床装置』で芥川賞、94年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞、2016年『増補版1★9★3★7』で城山三郎賞をそれぞれ受賞(撮影/今村拓馬)

辺見庸(へんみ・よう)/1944年生まれ。共同通信社勤務を経て91年『自動起床装置』で芥川賞、94年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞、2016年『増補版1★9★3★7』で城山三郎賞をそれぞれ受賞(撮影/今村拓馬)

辺見 庸

978-4041072271

amazonamazon.co.jp

 人権、良識、ヒューマニズムといった近代以降の理念の破綻を問い、人間存在の在りかを掘り下げた濃密な物語は、現代文学の新たな地平を切り開いた。現在構想中という「老人テロリストの物語」を刮目して待ちたい。(ライター・田沢竜次)

■書店員さんオススメの一冊
『数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127』は、今こそ「使える数学」を身につけたい人にオススメの一冊だ。オリオン書房ルミネ立川店の田邊水玲さんは、同著の魅力を次のように寄せる。

*  *  *
  現代社会において人工知能やビッグデータは、身近なものになってきました。これらテクノロジーの根本に数学があるということは分かっていても、過去に習った数学からは果てしなく遠い世界に感じます。同時に日々の仕事でもPCを最大限に活用できればもっと効率が上がるのにと自分をふがいなく思うことも、しばしばあります。

 本書は大百科事典と銘打っていますが、筆者は数学の先生ではなくエンジニアです。理論うんぬんより、どのような場面で使えるのかに重点を置き、重要な公式のみ取り上げ、ターゲット別にレベル分けもされています。受験用なのか仕事用なのか一目瞭然なのも使いやすいポイントです。

 数学なんて、と諦める前に<ちゃんと順を追って学べば必ず数学は使えるようになる>という先生の言葉を信じて一度手に取ってみては?

AERA 2019年1月21日号


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