ベネディクト・カンバーバッチ「クリスマスなんて大嫌い」米人気キャラに挑戦 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ベネディクト・カンバーバッチ「クリスマスなんて大嫌い」米人気キャラに挑戦

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Benedict Cumberbatch/1976年、ロンドン生まれ。俳優を両親に持つ。英国の舞台、テレビ、映画で活躍。BBCの「シャーロック」が世界的な大ヒットとなり以後ハリウッドからも引っ張りだこ

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「グリンチ」/グリンチの日本語吹き替えは大泉洋が担当。12月14日から全国ロードショー。配給:東宝東和 (c)2018 UNIVERSAL STUDIOS

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「嘆きの王冠  ホロウ・クラウン【完全版】」/発売・販売元:アイ・ヴィー・シー/カルチャビル合同会社、価格各4000円+税/DVD発売中 (c)Carnival Film&Television Limited 2015.(ジャケット写真は全7作中の一作「嘆きの王冠ホロウ・クラウン リチャード三世」)

「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン【完全版】」/発売・販売元:アイ・ヴィー・シー/カルチャビル合同会社、価格各4000円+税/DVD発売中 (c)Carnival Film&Television Limited 2015.(ジャケット写真は全7作中の一作「嘆きの王冠ホロウ・クラウン リチャード三世」)

 AERAで連載中の「いま観るシネマ」では、毎週、数多く公開されている映画の中から、いま観ておくべき作品の舞台裏を監督や演者に直接インタビューして紹介。「もう1本 おすすめDVD」では、あわせて観て欲しい1本をセレクトしています。

【ベネディクト・カンバーバッチが声優を務める映画「グリンチ」】

*  *  *
 12月ともなれば世界中でクリスマス商戦が過熱中。この世のお祭り騒ぎを、苦虫を噛みつぶしたように傍観する緑色のモンスターがグリンチだ。1957年に米国で出版された絵本『いじわるグリンチのクリスマス』は、彼が大嫌いなクリスマスを、丸ごと盗んでしまおうと企てるお話。これが、最先端技術を駆使したアニメーションに生まれ変わった。英語版の声を務めるのがベネディクト・カンバーバッチだ。

「アメリカの伝説的人気キャラクターに生命を吹き込むことが今回の使命だった。原作に忠実な、楽しく見ごたえのあるキャラに膨らませようと思った。おかしくて、ほっこりするような……」

 当初、制作会社は「シャーロック」で世界中を魅了した、彼の英国的な声をそのまま使いたいと希望した。しかし、「原作を尊重して、声もアメリカ的であるべきだと感じたんだ。原作のイメージに合った声にしたかった」と説明する。

 クリスマスをテーマにした物語は多い。60年の歳月がたった今も、ドクター・スースの原作は大きな意味を持っているとベネディクトは見る。

「家族映画であるという点を強く意識した。子どもたちを楽しませるのと同時に、この世界をより良いところにするためにどうしたらいいか、問いかける物語だと思うから。誰かを独りぼっちにせず、皆一緒にクリスマスを祝うことの大切さを説いている。クリスマスとはプレゼントなどの物質的なものでなく、コミュニティーが一体となる精神的なものであるとも。孤独なグリンチが人の幸せを破壊しようとする映画に、かなりシリアスなテーマが織り込まれている。単なる楽しいアニメとは一線を画する映画だよ」

 イルミネーション・スタジオが手掛けるキャラクターは愛らしく、質感を生かした映像に目を奪われる。


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