ポンテをそこまで熱くさせる男・中島。彼自身もまた熱い。

「世界ナンバー1プレーヤーになりたい。メッシを超えること、バロンドール獲得も通過点にすぎない」

 今、ルミ子がそこでぶっ倒れました。メッシ超えるなんて許さないって。

 かつて本田圭佑もビッグマウスだと揶揄されたりもしたけれど、敢えての強気発言。それを発する強心臓こそが、海外で活躍する必須要素なのかも。

 新世代の日本代表は、Jリーグをパッと通り過ぎ、若くして海外で戦う選手が多い。

 オランダ1部リーグ・フローニンゲンに所属する堂安律もそう。16歳でJリーグデビューを果たし、19歳で海外へ移籍した。「ドーアンリツ」という名前の響きのせいかもしれないけど、何かいつも顔がのんき。「物おじしない」というフレーズをキャラクター化したら、こうなるんじゃないかってたたずまいの「ドーアンリツ」。

 W杯で大活躍した同世代のフランス代表エムバペに対して、「年俸12億くらい貰ってるらしい。いつか引きずり下ろしたい」と言う「ドーアンリツ」。

 いずれNHKの「プロフェッショナル」に出て、「あなたにとってプロフェッショナルとは?」と聞かれたら、「ケイスケ・ホンダ」と答えた本田のように、「ドーアンリツ」と答えてほしい。

 モンドセレクション以外のベテラン勢だって、キャラの宝庫だ。サンフレッチェ広島に所属する左サイドバック、ササショーこと佐々木翔。

 試合前に整列している時、ん? 外国人いる?って思わず二度見する面立ち。「やべっちFC」(テレビ朝日系)で披露した、りゅうちぇるのモノマネは最高。

 ロシア大会組も負けてない。ご存じ、乾貴士(スペイン1部リーグ・ベティス所属)。今年のW杯後はテレビに出まくって、芸人への対応力の高さを見せつけた。代表選手専用バスの中で、KinKi Kidsの「もう君以外愛せない」を熱唱するなど、持ちネタのタマ数も豊富。

 ヨメ・女優組の柴崎岳(スペイン1部リーグ・ヘタフェ)は、関ジャニ∞の大倉忠義似な安定のイケメン。ヨメは「逃げ恥」にも出ていた真野恵里菜だ。

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