「給料」と「友人」減る…地方移住2大問題、実際の移住者の声は (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「給料」と「友人」減る…地方移住2大問題、実際の移住者の声は

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澤田晃宏AERA
公共交通の計画策定などの実績豊富なバイタルリードに就職した遠藤さん。週末は広島県内でのレジャーや中四国地方へのドライブを楽しむ(撮影/編集部・澤田晃宏)

公共交通の計画策定などの実績豊富なバイタルリードに就職した遠藤さん。週末は広島県内でのレジャーや中四国地方へのドライブを楽しむ(撮影/編集部・澤田晃宏)

マリホ水族館の広報を担当する武田さん。地元メディアとの打ち合わせも担当し、自分が関わったCMなどで来客があるとやりがいを感じる(撮影/編集部・澤田晃宏)

マリホ水族館の広報を担当する武田さん。地元メディアとの打ち合わせも担当し、自分が関わったCMなどで来客があるとやりがいを感じる(撮影/編集部・澤田晃宏)

 ただ、地方から東京に出てきている若者にとっては、その逆もあり得る。人生100年時代を迎え、介護離職などのリスクを避けるため、Uターンへの関心は高まっている。福岡県出身の武田直樹さん(26)が移住を決意したキッカケは叔父の死だ。

「両親が近くで叔父を見守っている姿を見て、本来あるべき姿だと思った。出身の福岡の少しでも近くに戻りたかった」

 移住前、武田さんは関東の水族館に勤務していた。今後も水族館で働きたいと、九州のすべての水族館に電話した。採用の空きがなく、インターネットで見つけたのが現在勤める広島市のマリホ水族館だ。ここなら車を飛ばせば何かあっても2時間で実家に帰ることができる。昨年末、広島市内に移り住んだ。

 縁もゆかりもない広島での生活で、気軽に飲みに行ける友達がいないのは唯一の不満だが、

「広島への転勤者の交流会や、街コンも毎日のように行われています。少しずつですが、人間関係も広がっています」

 こうした出会いの機会の多さも大都市、広島移住の魅力だ。(編集部・澤田晃宏)

AERA 2018年10月8日号より抜粋


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