中村倫也に腐っていた過去「世の中も大人も全部ナナメに見てた」

古谷ゆう子AERA
 カメレオン俳優として話題の中村倫也さんが、AERAの表紙に登場。演じる役柄への思いや、若かりし頃のエピソードなどを聞いた。

ゆったりとした足取りでカメラに向かう。ポーズを取ると、男性スタッフまでもが感嘆の声を上げた。中村倫也(31)の表情が少しだけ緩んだ。

 テレビドラマに映画。この春、4本もの作品に出演し、観る者に強い印象を残した。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」で“ゆるふわイケメン”を演じたかと思えば、映画「孤狼の血」では狂気に満ちたヤクザに。2年前から放映されている大和ハウスのCMでは、頼りない夫に扮し「あの人誰?」とお茶の間を賑わせた。本人を前にしても、これらが同一人物とはにわかに信じ難い。

「どの役が一番近い?とよく聞かれるのですが、“近い”とか“遠い”じゃないんですよね。どの役も自分から等間隔に置いています。本番のときだけ、一心同体になるというか」

 スカウトされ役者の世界に足を踏み入れたのは、高校生のとき。事務所の養成所で演技を学び、舞台を中心に経験を積むが、20代半ばまでは仕事はそう多くはなかった。

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