マキタスポーツ「あの重鎮コメディアンがヘンな焼酎の飲み方をする理由」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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マキタスポーツ「あの重鎮コメディアンがヘンな焼酎の飲み方をする理由」

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マキタスポーツ/1970年、山梨県生まれ。俳優、著述家、ミュージシャンなど多彩な顔を持つ。スポーツ用品店だった実家の屋号を芸名に。著書に『すべてのJ-POPはパクリである』『一億総ツッコミ時代』ほか。映画「苦役列車」でブルーリボン賞新人賞受賞

マキタスポーツ/1970年、山梨県生まれ。俳優、著述家、ミュージシャンなど多彩な顔を持つ。スポーツ用品店だった実家の屋号を芸名に。著書に『すべてのJ-POPはパクリである』『一億総ツッコミ時代』ほか。映画「苦役列車」でブルーリボン賞新人賞受賞

あの重鎮コメディアンがヘンな焼酎の飲み方をする理由(※写真はイメージ)

あの重鎮コメディアンがヘンな焼酎の飲み方をする理由(※写真はイメージ)

「美味しすぎるラーメン」「面白すぎるお笑い」「美人すぎるアスリート」「絶対負けられない戦いがある」「わかりやすい池上彰」……これらは全部「丁寧な平成」の生み出した“平成病”だ。

 小数点以下のサービスを提供するのが至上命令。スマホのカメラ機能の解像度、ハイレゾ対応、あれ必要か? どこそこ原産のキヌアとか、あれ食べるか? 一生知らないまま死んでいってもよくないか? という問いかけが次の時代には求められるような気がする。つまり「選んだ」上に「しない、やらない、食べない」ということが出来るか。

 携帯電話のサービスプラン。きちんと自分にあった料金プランを組み立てるには読み込みが必要だ。面倒くさいからと言ってお任せにすると漏れ箇所が出来、毎月いらぬ出費を強いられる。そうならないためには「選んで捨てる」が必要だ。

 昭和はただただ無邪気に雑だった。次の時代は、あえて落として「雑」にしたい。ただし1回勉強してから“雑に下げる”のだ。

 偏差値が上がったことで文化デフレが常態化しているなら、逆に、均質にしない方が良い。混ぜない焼酎の大雑把さを味わうようにである。

 ちなみにそのベテランコメディアンとは、志村けん氏である。

AERA 2018年7月16日号


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