高年収世帯は保活に不利だった…アラフォー出産で待ち構える現実と課題 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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高年収世帯は保活に不利だった…アラフォー出産で待ち構える現実と課題

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小野ヒデコAERA#出産と子育て
妊娠~職場復帰までのロードマップ(AERA 2018年6月25日号より)

妊娠~職場復帰までのロードマップ(AERA 2018年6月25日号より)

 フリーランスの場合も、保育園入園には苦労するケースが多い。その打開策の一つが保育所付きシェアオフィスの存在だ。子どもを預けながら近くで仕事ができるため、フリーランスはもちろん、リモートワークが認められている会社員や復職準備中の人の利用も増えている。

 東京・北参道と神奈川・元町にシェアオフィスを置くマフィスは、出産や子育てを機に仕事を諦めなくていいようにサポート。週1回からでも預けられ、さまざまな働き方に対応できる。

「ライフステージが変化する中、新しい働き方へゆるやかに転換できるように支えていきたい」(代表の高田麻衣子さん)

 復職1カ月前ともなると、本格的に働く準備を始める頃だろう。職場に顔を出し、上司と今後の働き方について相談する際には、働く意欲をアピール。夫に意識付けをするためにも、家事や育児分担も話し合いの場をもったほうがいい。

 アラフォー出産の場合、両親も高齢のケースが多い。親に手伝ってもらえない場合は、ベビーシッターなどの体制を整える。スーパーの戸別配達や食材がパッケージ化された料理セットなど、使えるサービスを把握しておくことも大事だ。

 復職後は、子どもの急な体調不良で呼び出しがかかることも。前出の上田さんは3人の子育て経験を踏まえてこう話す。

「朝は妻が子どもを病院へ連れていき、迎えは夫が対応するなど分担すると、丸一日会社を休むのを避けることができ、心理的負担が少なくなります」

 復職はゴールではなく新たなスタートだ。役立つサービスや夫との連携を得ることで、子育てしながら働ける環境をつくっていくことは可能になる。(編集部・小野ヒデコ)

AERA 6月25日号より抜粋


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