ルーブル美術館での初個展が決まった香取慎吾
ルーブル美術館での初個展が決まった香取慎吾
日本財団パラリンピックサポートセンターの壁に描かれた壁画は香取の代表作だが、ルーブルで展示されるかは未定
日本財団パラリンピックサポートセンターの壁に描かれた壁画は香取の代表作だが、ルーブルで展示されるかは未定

 慎吾ちゃんの作品が、芸術の本場フランス・パリのルーブル美術館で見られる──。

【写真】香取さんの作品はこちら

 俳優・タレント香取慎吾の初個展「NAKAMA des ARTS」が9月19日~10月3日、ルーブル美術館のシャルル5世ホールで開催されることになった。

 7月からフランスで行われる、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」の「公式企画」の一つだ。

 展示内容の全容はまだわからないが、「アートを題材にしてNAKAMA(仲間)とつながりたい」というコンセプトのもと、絵画やオブジェだけでなく、香取の好きなファッションなども展示。「ZUKIN(頭巾)」を何個もつなぎ合わせた、ドーム形の「新しい建築」とのコラボレーション作品も発表される予定だ。

 デビュー当初からファンの千葉県在住の女性(54)は、香取を応援する「個展鑑賞ツアー」が募集されるや、すぐに申し込んだ。

「実は初海外なんです。パリで初個展と知った時は行けたらいいなと漠然と思っていましたが、ツアーがあると知って一大決心。娘に後押しされ、一人で行くことを決めました。現地でサプライズもあるかもしれませんし、何より慎吾くんを応援できたら幸せです」

 ツアーを企画した旅行会社エボラブルアジアの担当者は話す。

「数百人規模で設定しましたがほぼ即売。さらに枠を広げようと検討している状況です」

 東京・日比谷の帝国ホテルプラザでは、香取や若手アーティストの作品を紹介する企画展「NAKAMA de ART」が開催中(6月24日まで)。パリの個展と内容は異なるが香取の思いは共通する。連日多くの人で賑わいを見せている。

「慎吾くんはアーティストとしても好き。作品を見ていると、『ああ、慎吾くんがやったんだ!』と実感できました」(50代女性)

 香取の「インスタを見て色遣いに惹かれた」と言う30歳の女性は2歳の娘とやってきた。

「『生で見るとタッチがわかる!』と感激しました。画面で見るのとは違うし、美術自体に興味が湧きました。美術館は子連れだと敷居が高いですが、こうした身近な展覧会があったらこれからも見に行きたいです」

 前出のパリツアー参加予定の女性も言う。

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