多忙な文京区長が実践する家事分担 「必要なのは役所の改革」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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多忙な文京区長が実践する家事分担 「必要なのは役所の改革」

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成澤廣修(なりさわ・ひろのぶ)さん(50)/東京都文京区長/1966年生まれ。文京区議を経て2007年から現職。1児の父で、10年に自治体の首長として初めて「育児休業」を2週間取得(撮影/小暮誠)

成澤廣修(なりさわ・ひろのぶ)さん(50)/東京都文京区長/1966年生まれ。文京区議を経て2007年から現職。1児の父で、10年に自治体の首長として初めて「育児休業」を2週間取得(撮影/小暮誠)

 19歳の時に参議院議員の方に書生として仕えた時に掃除や洗濯、魚の煮つけや酢の物といった料理も含めひと通りの家事はできるようになりました。ただ、昨年約1カ月間妻が入院した時にはつくづく家事労働の厳しさを痛感しました。一番厳しかったのは掃除。普段は妻が掃除好きでやってくれているのですが、自分でやると30分以上かかって大変。フローリングは定期的な拭き掃除が必要なこともわかりましたが、ちょっと見て見ぬふりをしています(笑)。普段でも、料理をしたあとに片づけをしなかったり台所を水浸しにしてしまったりしたあとは妻に叱られることもありますね。

 自治体の議員は自分で仕事の予定を組み立てられますが、首長は実質フルタイム労働で土日もないことが多いです。1~2月はほぼ連日新年会に顔を出したりして、家事に時間を割くのは大変。土日に料理をふるまったりしてバランスをとろうとしていますが、もっと子どもの勉強や面倒を見る時間を平日にちゃんと取らないといけない、と考えています。フレックスタイムやテレワークの導入など、役所が率先して働き方を改革していくことは重要。特に今は売り手市場が続いて公務員志望者数は激減しており、自分も含めて働き方のあり方を見直していくことは急務だと考えています。

(構成/編集部・福井洋平)

AERA 2017年2月13日号


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