声優に初挑戦・のんが語る「普通ということの幸せ」とは?

2016/11/26 11:30

──特に好きなシーンは?

のん:すずさんが「広島に帰る」と言った当日にお掃除をしているシーンです。径子さんが縫い物をしていて、お尻をどけてもらうために後ろで待っている。径子さんにはいつも怒られているのだけど、そこはわりあいすんなりどけてくれて、その「すんなり」がすごく家族の感じがするんです。ほんとうは2人とも広島に行きたくない、行ってほしくない、ということが伝わってきました。

──原作の絵の魅力をあらためてのんさんの言葉で語っていただくと?

のん:こうの先生の絵を見ていると、すずさんは今まさにそこで生活している、ということをすごくリアルに感じることができます。ページとページの間、コマとコマの間がすんなりとイメージできる。そこに確かに人間がいる、という感触、エネルギーが素晴らしいです。

──これから映画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

のん:普通の生活がていねいに描かれ、普通ということの幸せが感じられる映画です。生きることの力強さに心が満たされていく作品だと思うので、そこを感じていただけたらと思います。

(構成/ライター・北條一浩)

AERA 2016年11月28日号

1 2

あわせて読みたい

  • のん「コメディーをやっていきたい」 大人の事情も“すり抜ける”?

    のん「コメディーをやっていきたい」 大人の事情も“すり抜ける”?

    週刊朝日

    11/24

    のん「地味にいこうと思っています」本格始動は声優で主役!

    のん「地味にいこうと思っています」本格始動は声優で主役!

    週刊朝日

    11/24

  • 山里亮太&蒼井優 結婚会見【会見全文・後編】「グリーンカレーにド肝を抜かれた」(山里)

    山里亮太&蒼井優 結婚会見【会見全文・後編】「グリーンカレーにド肝を抜かれた」(山里)

    dot.

    6/5

    のん『この世界の片隅に』でアニメ映画初主演、広島弁のアフレコ「頑張ってしゃべりました。」

    のん『この世界の片隅に』でアニメ映画初主演、広島弁のアフレコ「頑張ってしゃべりました。」

    Billboard JAPAN

    8/24

  • 「お姉さんはええカッコしい!」 阿佐ヶ谷姉妹、エッセー執筆で見えた互いの一面

    「お姉さんはええカッコしい!」 阿佐ヶ谷姉妹、エッセー執筆で見えた互いの一面

    AERA

    10/2

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

コメント

カテゴリから探す