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AKB48は壮大な実験だ!

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小田部仁AERA
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 2005年の活動開始から11年目を迎えたAKB48。

 秋葉原の小さな劇場から世界へ。10年代のアイドルブームを盛り上げてきた彼女たちは今、次の「チャプター」へと進もうとしている。

 7月8日から公開となった「DOCUMENTARY of AKB48」シリーズの第5弾となる本作「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」は、「10th Anniversary」と銘打たれているものの、AKB48のこれまでの歩みを振り返るものではない。

 昨年から今年にかけての最も大きなトピックであった総監督・高橋みなみの卒業に関してもあえてフォーカスせず、メインテーマは「これからのAKB48は、どのような物語を描いていくのか」という部分にある。横山由依の新総監督就任、新グループNGT48の誕生、ライバル乃木坂46の大躍進──。

●紅白Pの監督作

 本作の監督を務めたのは、石原真(58)。NHKで「ポップジャム」「MUSIC JAPAN」「トップランナー」、そして「AKB48 SHOW!」などの番組を手がけ、「NHK紅白歌合戦」の制作統括も務めたプロデューサーだ。昨年公開された「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」では劇場映画の初監督を務め、SKE48の結成からの6年間を丹念に追った。

 1期生が活動をはじめた最初期からAKB48に注目し、公私を問わず現場に足を運ぶ石原は自らも口にして認める「ただのオタ」。しかしながらありあまる愛情よりも先に本作は、日本のエンターテインメントの大きな位置を占めるアイドルカルチャーのど真ん中にいるAKB48の今の姿を映し出すという使命をまっとうしている。

「自分もファンの気持ちがわかるから、彼女たちの魅力にフォーカスした、内輪だけが楽しめるお祭り的な映画を作りたかったんですが、そうはなりませんでした」(石原)

●つんく♂や文春記者にも


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