セブン&アイ鈴木会長 突然の辞任も「外堀」は埋まっていた? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

セブン&アイ鈴木会長 突然の辞任も「外堀」は埋まっていた?

このエントリーをはてなブックマークに追加
AERA
辞任を表明した会見後、険しい表情を浮かべながら会見場を離れるセブン&アイの鈴木敏文会長。胸中にはどんな思いがよぎっていたのか(撮影/編集部・渡辺豪)

辞任を表明した会見後、険しい表情を浮かべながら会見場を離れるセブン&アイの鈴木敏文会長。胸中にはどんな思いがよぎっていたのか(撮影/編集部・渡辺豪)

 セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEO(83)が、突然の辞任を表明した。「コンビニの神様」はなぜ追い込まれたのか。

 詰めかけた記者の腑に落ちない感覚といら立ちに覆われ、会見場は異様な熱気に包まれた。

 4月7日、東京都内で開かれた記者会見。約1時間の会見で記者たちは質問を途切らすことがなかったが、「きょう退任を決意した」と鈴木氏が語った真の理由は最後まで判然としなかったからだ。

 直接の原因は、この日午前のセブン&アイの取締役会で、鈴木氏が主導した人事案が否決されたことだ。子会社のコンビニ最大手、セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長(58)を退任させ、古屋一樹副社長(66)を昇格させるとの内容だった。しかし、グループの稼ぎ頭であるセブン-イレブンを5年連続、最高益に導いている井阪社長を交代させる「合理的な理由が分からない」と社外取締役2人を中心に反対意見が出ていたという。鈴木氏はなぜ人事案提案に踏み切ったのか。

 鈴木氏の口から出てきたのは恨み節ともとれる身内批判だ。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい