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「新生村上ファンド」に当局が強烈な警告?

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強制捜査を終えて村上氏の関連会社が入るビルから段ボールを運び出す証券取引等監視委員会の職員ら。監視委の狙いはどこにあるのか/11月25日、東京都港区 (c)朝日新聞社

強制捜査を終えて村上氏の関連会社が入るビルから段ボールを運び出す証券取引等監視委員会の職員ら。監視委の狙いはどこにあるのか/11月25日、東京都港区 (c)朝日新聞社

 長女を前面に立て、再び証券市場に名をとどろかせる村上世彰氏に強制調査が入った。村上「ファミリー」ファンドの向かう先は。

 証券取引等監視委員会が村上世彰(よしあき)氏(56)の関係先に、相場操縦の疑いで強制調査に入ったのは11月25日。昨年6~7月、アパレル大手のTSIホールディングスの株価を「終値関与」と呼ばれる手口などで不正に引き下げ、数千万円の利益を得ていたとみられ、長女の絢氏(27)ともども任意の事情聴取も受けた。

 ニッポン放送株を巡るインサイダー取引で約30億円の不正利益を得たとされ、2006年に世彰氏が逮捕・起訴された「村上ファンド事件」と比べると迫力に欠ける。しかし、再び当局に目をつけられるに十分なほど、村上ファミリーは派手に動き回っていた。

 株を買い占めて02年に増配を迫った東京スタイルが経営統合してできたTSI株に関わっただけでなく、今年に入ってからは横浜市の自動車部品メーカー、ヨロズに父娘で乗り込んで増配を要求。8月には黒田電気に対し、絢氏が世彰氏ら4人の社外取締役選任を提案、同社は従業員が書いたとされる反対の声明文を持ち出したうえで否決した。

 これに対し、絢氏が「声明文は同社幹部による捏造」と主張、様々なメディアに顔を出して正当性を訴え、話題を振りまいていた。


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