中国で人気の「日本マンガ」世代を超えて愛されるのは… (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中国で人気の「日本マンガ」世代を超えて愛されるのは…

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中国、アジア書籍専門の内山書店では、繁体字版(台湾)と簡体字版(中国大陸)のマンガを扱う。かつては『ドラえもん』全45巻ボックスセットを並べていたこともあったという(撮影/北條一浩)

中国、アジア書籍専門の内山書店では、繁体字版(台湾)と簡体字版(中国大陸)のマンガを扱う。かつては『ドラえもん』全45巻ボックスセットを並べていたこともあったという(撮影/北條一浩)

『干物妹!うまるちゃん』は、先行する著名作品のパロディーで笑い飛ばす傾向が強い。中国の読者もいまや日本のマンガを相当数読破し、パロディーで笑う領域に入っている。

「私見ですが、中国ではアニメは基本的に子どもが見るものという認識で作られているようで、目が肥えてくる小学校高学年から思春期以降の人間が面白いと感じられるものはほとんどないと思います。結果、日本のマンガが相対的に人気となる背景があります」

 とはいえ、中国のネット文化に詳しいITジャーナリストの山谷剛史さんは、中国ではまだマンガは子どもや若者の文化とみなされていると言う。全世代的娯楽には、残念ながらなっていないようだ。

「ネットでマンガやアニメに熱中するのは貧乏な大学生までで、社会人になると卒業してしまう。比較的広い世代に読まれているのは『クレヨンしんちゃん』くらい。しんのすけのしぐさのかわいらしさや動きのユニークさが笑えるようです」

AERA 2015年10月5日号より抜粋


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