激痛に耐え、時には所得超える?40代以降の美容への情熱 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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激痛に耐え、時には所得超える?40代以降の美容への情熱

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 何もしないでお肌ピチピチ時代は終わった。40を過ぎれば体形も崩れるし、白髪も出る。といって、美しさは諦めきれない。美へのあくなき欲求が、美容代を膨張させている。

 広告会社勤務のユウコさん(54)が、肌を気にしだしたのは50歳。ファンデーションがよれ、口元のほうれい線や目尻のシワが目立つようになった。すぐさま美容医療で有名な病院へ行き、ヒアルロン酸注射をしてもらった。目元に各2本、口元に各3本で計50万円也。金額よりもこたえたのは、その痛さ。

「それも美しくなるためなら我慢します」

 現在、ユウコさんの月の美容代は、皮膚科で処方してもらうプラセンタやビタミン剤などのほか、ホットヨガやジムなど計約5万円。この先も良いといわれるものにはどんどんチャレンジするつもりという。

 美容にかけるこだわりや熱意は、所得を超える。契約社員として働くアキコさん(44)の給料は手取りで月15万円程度。だが、毎月の美容院通いは欠かさない。2週間程度で白髪が目立ち始めるので、2千~3千円でできる美容院でカラーリング。

「白髪と眉毛のケア代だけは絶対に減らせません」

 ライターのサトコさん(48)も「稼ぎがない時でも月2万円程度の基礎化粧品代だけはどうにかして捻出してきた」と言う。彼女が使うのはこだわりの品。他商品との違いを実感してきただけに、「安いからといって他の物に替える気にはならなかった」。共通するのは、「確実に効果が出る物には出費を惜しまない」(美容雑誌「美ST」井上智明編集長)世代だということだ。

AERA 2013年7月8日号


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