この本の魅力は、まずその語り口のおもしろさにある。それは「話芸」といった格式張ったものではなく、「話術」といった実務的なものでもない。自然体で融通無碍に、話すことを純粋に楽しんで…

12月号<br>編集者・書評家 松田哲夫 Mtsuda Tetsuo<br>恋するがごとくにの続きを読む